国道ツーリング日記

国道標識、通称"おにぎり"の写真を撮りながら各地の国道を走ります
目指せ全路線制覇!!

弘前ねぷたまつり②

軽く仮眠をとってから、いよいよ今回のツーリングの一番の目的、ねぷたまつりです!!





少し早めに会場についていたので、周辺の道路の交通規制がかけられる瞬間も見ることができました!


警察の手によって信号機の電源が落とされた瞬間に
道路の中央まで走っていって場所取りをする人々


なかなか面白い光景でした(^^)







有料観覧席の端の交差点というなかなか良いスポットを確保してあとはスタートを待つのみ!





始まるまで少し時間があったのでいろいろ調べてみました



これまで青森のねぶたと弘前のねぷたしか知らなかったのですが
県内各地でねぶたやねぷたが行われているんですね


青森ねぶたと比べたときの弘前ねぷたの特徴としては
・運行するねぷたの数が多い
・ねぷたの高さが高い
・扇形のねぷたが多い
・掛け声が「ヤーヤドー」


ナルホド…((φ( ̄ー ̄ )



あとは弘前ねぷたは出陣の祭り、青森ねぶたは凱旋の祭りらしいです
これは両方行ってみて雰囲気を感じないことには分からないかなー







そうこうしてるうちに運行が始まりました



先頭集団の中に大きな太鼓が!


盛り上がる周囲の雰囲気に飲まれず
黙々と太鼓を叩く男衆



これがクールJAPANか(@ ̄□ ̄@;)!!








その後も続々とやってくる特大ねぷたの数々!
至近距離で見るとやっぱり迫力ありますねー








電線に引っ掛からないようにするためにねぷたの上部が折れ曲がるようになっていたり
扇形の部分が上下に伸縮できるようになっていたりするところからも
ねぷたの大きさとお金をかけて作られていることが伺えます



余談ですがねぷたに似た「夜高あんどん」を引いて練り歩く祭りでは
電線を考慮してあんどんのサイズが年々小さくなっている地域もあったり····







ねぷたに話を戻して、印象に残ったのは回転です!


小さいねぷたはねぷた自体をまわしていましたが
大きいのは扇形になってる部分だけ回るようになってるんですね


思っていたよりも早く回って迫力がありました





でも上手く写真に撮れない…
次に行くときは三脚必須です







あとは足まわりもついつい気になってしまい····笑


木製の車輪とかじゃなく車と同じゴム製のチューブレスタイヤ使ってるねぷたもあって少し意外でした


それなりに重量もありますし路面へのダメージを考えると仕方ないことではありますけど
ちょっと風情に欠けるような気もします






機械仕掛けのねぷたも多く全体的にかなり現代風のお祭りになってるんですね


伝統と近代化の融合もまた美しいです








そしてねぷたの運行はまだまだ続きます


数が多いという情報も納得です







後半になると扇形以外のねぷたも目立つようになってきました



こちらもまた大迫力です


アニメのキャラを模したねぷたもあり、流行を取り入れているのが分かります




長い歴史と昔から変わらない部分があり
時代と共に変化していく部分もある


これもねぷたの魅力ですね!









楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい
気付けばもうすぐ終わりの時間



東北の夏祭りは短い夏の象徴で、つかの間の夢。




まさにそんな感じのお祭りでした






帰り道をバイクで走っているときに見た
畳まれて少しコンパクトになったねぷたが祭りのあとの寂しさを物語っていました







興奮と少しの切なさを胸に秘め
あとは無事に帰るのみです







東北道をひたすら南下してきましたが
8月とは思えないほどの寒さに凍えてました


終盤には雨まで降ってきて。。







それでも行って良かったと思える旅でした!
東北の夏を全身で感じることができて
弘前の伝統にも触れることができました




来年は青森のねぶたにも行ってみたいです(* ´ ▽ ` *)